このページの情報について
このページは、蕨市の制度内容は2026年10月時点、国のCEV補助金は2026年10月時点の公式情報をもとに作成しています。令和8年度は令和9年2月4日まで受付中で、予算残は2,170,200円(9月1日時点・全設備共通)です(先着順・予算到達時点で終了)。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
→ 蕨市地球温暖化対策設備等設置費補助金(蕨市公式)
蕨市でV2H(自宅と電気自動車をつなぐ充放電機器)を付けるなら、市の「地球温暖化対策設備等設置費補助金」で15万円(定額)の補助が受けられます。国のCEV補助金(合計上限130万円・機種で変動)との併用も公式に認められています。
なお、国の補助金は2026年度分の受付を8月27日に終えています。次回の時期と金額は未定です(2026年10月時点)。
→ 埼玉県内の他の自治体の補助金については「埼玉県V2H補助金まとめ」をご覧ください。
蕨市のV2H補助金とは?対象と金額
二酸化炭素の削減を目的に、太陽光発電・蓄電池・V2H・エネファーム・HEMS・EV車両などの導入費用の一部を市が補助する制度です。
補助金額(令和8年度)
V2H(据置型電気自動車等充給電設備)の補助額は、15万円(定額)です。電気自動車(EV)も同じく15万円です。
| 主な対象設備 | 補助金額(個人・定額) |
|---|---|
| V2H充給電設備 | 15万円 |
| 電気自動車(EV) | 15万円 |
| 太陽光発電システム(戸建用) | 15万円 |
| 定置用リチウムイオン蓄電池(戸建用) | 10万円 |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 5万円 |
| HEMS(エネルギー管理システム) | 1万円 |
補助対象となる事業の条件
補助の対象は、市内のご自身が居住する住宅または事業所等への導入です。設備は次の条件を満たす必要があります。
- 国の補助事業の対象機器として次世代自動車振興センターが承認したV2Hであること(新品に限る・リースは対象外)
- 市内の対象住宅または対象建物に設置すること
- 設置工事の着手前に申請し、交付決定を受けてから着工すること(受付は令和8年4月1日〜令和9年2月4日)
新築の建売住宅を買ってV2Hを付ける場合は、引渡しを受ける前に申請します。
設備の要件に太陽光発電の記載はありませんが、申請書類では太陽光発電システムとの常時接続を確認する書類(単線結線図など)が求められます。太陽光を載せていない場合は、申請前に市へ確認してください。
申請できる方と機器の条件
これから家を建てる方は、「新築でV2Hを入れる費用と補助金」で契約の時期と市ごとの扱いを確認できます。
対象となる方
V2Hに関しては、次のいずれかに該当する方が対象です。
- 電気自動車を購入する個人
- 据置型電気自動車等充給電設備(V2H)を設置する個人
- 市内の分譲集合住宅に共用設備としてV2Hを設置する管理組合の理事長
どちらか一方に該当すればよく、両方は必須ではありません。建物が共有名義なら、所有者全員の承諾書が必要です。
機器の条件
国の補助事業の対象機器として次世代自動車振興センターが承認した、据置型の充給電設備に限られます。新品に限り、リースは対象外です。
申請の流れと必要書類
蕨市は事前申請です。工事の前に申請し、市の交付決定を受けてから着工します。書類は郵送で、申請先は本庁舎ではありません。
申請から交付までの流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① 業者選定・見積もり | V2H機器・工事業者を決め、見積書(または工事請負契約書)を用意する |
| ② 交付申請 | 工事の着手前に、必要書類をそろえて安全安心課へ郵送する |
| ③ 交付決定 | 市の審査を経て、交付決定通知が届く(おおむね1か月半) |
| ④ 設置工事 | 交付決定を受けてから設置工事に着手する |
| ⑤ 完了報告 | 同封の案内に従って完了報告書兼請求書を提出(最終期限は令和9年3月31日) |
| ⑥ 補助金交付 | 審査後、指定口座に補助金が振り込まれる |
書類は申請者本人が出すのが原則ですが、委任状があれば設置業者などが代理で提出できます。交付決定までおおむね1か月半かかるので、工事日程に余裕を持たせてください。
受付期間と申請方法
令和8年度の受付は令和8年4月1日(水)から令和9年2月4日(木)まで(閉庁日を除く午前8時30分〜午後5時15分)です。先着順で、予算額(令和8年度は1,000万円)に達した時点で終了します。書類は安全安心課へ郵送します(FAX・メール不可)。
9月1日時点の予算残は2,170,200円(全設備共通)なので、導入を決めたら早めに申請しましょう。
申請書類の郵送先は本庁舎ではない点に注意
📍 申請先(郵送先)・問い合わせ
蕨市市民生活部安全安心課生活環境係
〒335-0001 埼玉県蕨市北町5丁目13番23号
電話:048-443-3706
申請先は蕨市役所本庁舎ではありません。市役所(中央5丁目14番15号)とは別の、北町の安全安心課へ郵送します。
必要書類のチェックリスト
工事の着手前の交付申請には、主に次の書類が必要です。詳しくは市公式の「地球温暖化対策設備等設置費補助制度のご案内」(PDF)で確認してください。
- 交付申請書(生ごみ処理機・処理容器以外の様式)
- 工事内容と経費の内訳がわかる工事請負契約書または見積書の写し
- 設置予定場所の案内図・平面図・現況写真
- カタログなど仕様がわかる書類と、次世代自動車振興センターの承認機器であることがわかる資料
- 太陽光発電システムと常時接続し、分電盤を介して住宅に給電できることがわかる書類(単線結線図など)
- 建物の登記事項証明書(原本。新築の場合は完了報告時に提出)
- 建物が共有名義の場合は、所有者全員からの承諾書
- 業者などが代理提出する場合は委任状(印鑑省略可)
領収書や設置後の写真など完了報告の書類は、交付決定通知に同封される案内で指定されます。完了報告は書類がすべてそろってから出します。
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国のCEV補助金の申請は、原則として工事をする業者が代行します。市の補助金とあわせて申請の段取りまで相談できる業者に、早めに見積もりを頼んでおくと安心です。
国のCEV補助金との併用について
国と市の補助は組み合わせて受けられます。金額の主役は国のCEV補助金(合計上限130万円)で、蕨市の15万円はその上乗せです。
国のCEV補助金との併用
蕨市の公式ページには、国や県などの補助制度との併用が可能と明記されています。国のCEV補助金(機器代の1/2・上限75万円+工事費の定額・上限55万円、合計上限130万円)と市の15万円は別の制度なので、両方受けられます。
| 補助金の種類 | V2Hの上限額 |
|---|---|
| 国のCEV補助金(令和7年度補正) | 合計上限130万円(個人宅・機種で変動) |
| 蕨市の補助金 | 15万円(定額) |
| 合計(上限どうしを足した理論上の最大値) | 約145万円 |
国の130万円に届くのは最上位クラスの機種だけです。主力機のニチコンVSG3(希望小売価格128万円・税抜)と標準工事の例では国の補助は約94万円で、導入費用(税込約174万円)の半分以上になります。
今年度の蕨市の補助で今V2Hを付けると、国の次回の補助(主力機の例で約94万円)は使えません(交付決定前の着工扱いになるため)。両方を狙うなら国の再開を待ち、市の補助も次年度の制度で申請します。
2026年度の国のCEV補助金は受付を終了しており、次回は未定です。機器の選定と見積もりは先に済ませておきましょう。
→ V2H充放電設備の補助金(次世代自動車振興センター公式)
→ 国のCEV補助金の詳細は「国のCEV補助金の中身と申請の流れ」で詳しく紹介しています。
埼玉県の補助金との関係
埼玉県の「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」の対象は太陽光発電・太陽熱利用・蓄電池・エネファームで、V2Hは県の補助対象外です。太陽光・蓄電池に使える県の補助の条件と受付状況は、埼玉県の蓄電池補助金の一覧にまとめています。
→ 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金(埼玉県公式)
補助金を活用したV2H導入費用のイメージ
V2Hの導入費用は機器代と工事費で130〜200万円と幅があります。内訳はV2Hの設置費用の相場にまとめています。
費用と補助金の差し引きシミュレーション
主力機のニチコンのセパレートタイプ(VSG3-666CN7AS)と標準工事で、国のCEV補助金が出た場合の試算です。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| V2H機器本体(ニチコン VSG3-666CN7AS) | 128万円(税抜・希望小売価格) |
| 標準的な設置工事費 | 約30万円(税抜) |
| 導入費用合計 | 約158万円(税抜)/約174万円(税込) |
| 国のCEV補助金(機器▲64万円+工事▲30万円) | ▲約94万円 |
| 蕨市の補助金 | ▲15万円 |
| 最終的な自己負担 | 約65万円 |
| 国の補助が出ない場合の自己負担(市の補助のみ) | 約159万円 |
国と市の補助で導入費用の6割以上をカバーできる計算です。ただし国の2026年度分は受付を終了しているため、この試算どおりになるかは次回の公募内容次第です。市の補助だけで今付けると、国の次回の補助は使えなくなります。
業者によって総額に差が出ることも
同じV2H機器でも、業者によって総額に差が出ることは珍しくありません。仕入れルートや工事費の積算、申請代行の有無が業者ごとに違うためです。
業者選びは補助金と同じくらい大切です。必ず複数の業者から見積もりを取って比べましょう。
田中健太
鈴木さおり申請前に知っておきたい注意点
予算超過時は受付終了になる
先着順で、受付期間中でも申請額が予算額(令和8年度は1,000万円)に達した時点で終了します。9月1日時点の予算残は2,170,200円(全設備共通)で、当初予算の約2割です。
国のCEV補助金は事前申請が必要
国のCEV補助金は、交付決定前に発注・着工すると対象外になります。
国は公募期間が短い先着順で、2026年度分は8月27日で受付を終了し、次回は未定です(2026年10月時点)。蕨市も交付決定後の着工が必要なので、国と市の両方の交付決定(市は申請からおおむね1か月半)がそろってから工事に入れるよう日程を組みましょう。
情報は必ず公式サイトで最終確認を
このページは2026年10月時点の公式情報にもとづいています。次年度以降は補助額・申請期間・申請方法が変わる可能性があるため、導入前に市の公式サイトで確認してください。
EV・PHEVも買うなら|車両の補助金(国+蕨市)
EV・PHEV(プラグインハイブリッド車)の車両本体にも補助があり、国の補助は車両とV2Hで別々に申請します。
| 補助 | 金額 | 申請・受付状況 |
|---|---|---|
| 国のCEV補助金(車両) | 上限:EV 130万円・軽EV 58万円・PHEV 85万円。実際の額は車種ごとに決まる(例:日産サクラ 58万円、三菱アウトランダーPHEV 84万円) | 受付中(登録後に申請)。受付終了の見込みは令和8年12月上旬〜下旬 |
| 蕨市 | EV 15万円(PHEV・FCVは対象外) | 車両登録前の事前申請・先着順(郵送のみ)。令和8年4月1日〜令和9年2月4日。受付中(全設備共通の予算残 約217万円・9月1日時点) |
| 埼玉県 | 令和8年度は実施なし | ― |
蕨市はV2H(15万円)と同じ制度の別メニューです。交付決定までは約1か月半かかります。国の制度は自治体の補助との併用を認めています(市側の条件は市の制度で確認)。最新の状況は次世代自動車振興センターと蕨市の公式ページで確認してください。
まとめ:蕨市民は手厚い補助金+相見積もりで賢く導入
- 補助額:V2Hは15万円(定額)
- 対象者:市内に住む個人(EV購入者・V2H設置者)
- 太陽光:申請書類で太陽光との常時接続を確認する書類が求められるため、太陽光がない場合は申請前に市へ確認
- 受付期間:令和8年4月1日〜令和9年2月4日(予算1,000万円・先着順。9月1日時点の予算残は2,170,200円)
- 申請方法:工事着手前の事前申請。本庁舎ではなく北町の安全安心課へ郵送(委任状で代行も可)
- 国のCEV補助金との併用:可能。国は合計上限130万円で、市の15万円と合わせれば100万円を超える支援も見込める
- 埼玉県の補助金:対象は太陽光・太陽熱・蓄電池・エネファームの4種でV2Hは対象外。V2Hは国+市の2本立てで考える
- 注意点:市の補助は交付決定後に着工が必要で、先着順なので早めの申請を。国のCEV補助金は交付決定後に発注・着工が必要で、2026年度分は受付終了・次回未定
9月1日時点の予算残は約217万円(全設備共通)です。業者選びも補助金と同じくらい負担額を左右するので、早めに複数社の見積もりを比べてください。取り方は次の記事で紹介しています。
