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越谷市のV2H補助金は「交付決定後に購入・着工」が絶対条件です。交付決定前に購入(代金の全額支払い)または着工した場合は補助対象外になります。
令和8年度の申請受付期間は前期:令和8年5月21日(木)〜6月5日(金)/後期:令和8年10月5日(月)〜10月16日(金)の年2回です。前期は終了(6月10日に抽選)し、後期は10月16日まで受付中です。
予算を超えた場合は10月21日に抽選です(市公式)。越谷市の制度内容は2026年10月時点、国のCEV補助金は2026年10月時点の公式情報にもとづいていますが、制度内容は予算消化や年度途中で変更される可能性があります。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
→ 令和8年度越谷市ゼロカーボン推進補助金(越谷市公式)
越谷市でV2H(自宅と電気自動車をつなぐ充放電機器)を付けるなら、市の「ゼロカーボン推進補助金」で1件5万円の補助を受けられます。太陽光発電や蓄電池などとあわせて申請することもできます。
最大の注意点は、「交付決定後に購入・着工」という事前申請型であることです。交付決定(補助金を出すという決定)前に購入や工事を済ませると補助は受けられません。
→ 埼玉県内の他の自治体の補助金については「埼玉県V2H補助金まとめ」をご覧ください。
越谷市のV2H補助金とは?対象と金額
「ゼロカーボン推進補助金」は、太陽光発電・蓄電池・V2H・電気自動車などを導入する個人や事業者への市の補助です。
補助金の上限額(令和8年度・家庭用)
V2H(電気自動車等充給電設備)は、設置費用にかかわらず1件につき5万円(定額)です。
| 対象設備 | 補助金額 |
|---|---|
| V2H(電気自動車等充給電設備) | 1件につき5万円 |
| 太陽光発電設備 | 1kWあたり2万円(住宅:上限8万円/市内事業者契約時:上限10万円/マンション:上限20万円) |
| リチウムイオン蓄電池 | 1件につき5万円 |
| EV・PHEV(外部給電機能付き) | 1件につき5万円 |
| ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) | 1件につき20万円(太陽光発電設備との併用申請は不可) |
V2Hと太陽光発電(住宅・4kW)を同時に導入すれば合計13万円、蓄電池とEVを加えれば23万円です(太陽光が5kW以上で、市内事業者と契約して上限10万円になれば合計25万円)。
ZEH(20万円)を申請する場合は、太陽光発電設備との併用申請ができません。ZEH住宅を新築・購入される方は、ZEH区分のみの申請となります。なお、Nearly ZEHおよびZEH Orientedは対象外です。
マンション管理組合も対象
市内に住む個人のほか、マンション管理組合も対象です。マンション管理適正化法に規定する管理組合があるマンションの、共有部分に設置する設備が対象です。
補助対象となる事業の条件
交付決定後に購入・着工し、令和9年3月15日までに設置が完了するものが対象です。同一の設備につき申請は1回限りです。
申請できる方と機器の条件
補助は家庭用と事業者用に分かれていて、V2Hが対象になるのは家庭用だけです。
対象となる方(家庭用)
申請者は次の条件をすべて満たす必要があります。
- 市内に居住する者、または申請年度内に越谷市に居住予定の方、もしくはマンション管理組合
- 交付決定後に購入または着手し、対象設備等を令和9年3月15日までに設置できること
- 市税等の滞納がないこと
- 対象設備等を設置する建築物の敷地および建築物等に法令違反がないこと
市税(市・県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税)に1つでも未納があると、交付を受けられません。
機器の条件
電気自動車等の蓄電池から電力を取り出し、分電盤を通じて住宅で使うための機能があることが条件です。主要メーカーのV2Hはほぼ対象になります。
新規に購入する未使用品に限られ、リースや中古品は対象外です。
田中健太
鈴木さおり申請の流れと必要書類
事前申請型なので、先に申請して交付決定通知を受け取ってから、契約・購入・工事に進みます。
V2H申請の流れ(令和8年度)
令和8年度の申請スケジュールは以下のとおりです。
| ステップ | 内容 | 時期(令和8年度) |
|---|---|---|
| ① 交付申請書の提出 | 必要書類をそろえて環境政策課へ提出 | 前期:5月21日〜6月5日 後期:10月5日〜10月16日 |
| ② 抽選 | 申請総額が予算を超えた場合は抽選を実施 | 受付終了後 |
| ③ 交付決定通知 | 交付・不交付の通知が届く | 前期:6月19日予定 後期:10月30日予定 |
| ④ 購入・着工 | 交付決定日以降に購入・工事を開始 | 交付決定後すぐ |
| ⑤ 設置工事完了 | 対象設備の設置を完了させる | 令和9年3月15日まで |
| ⑥ 実績報告書の提出 | 領収書・写真などをそろえて提出 | 設置後速やかに(年度内) |
| ⑦ 交付額確定通知 | 交付額の確定通知が届く | 実績報告後 |
| ⑧ 請求書の提出 | 振込口座を指定して請求 | 確定通知到着後速やかに |
| ⑨ 補助金の振込 | 指定口座に補助金が振り込まれる | 請求書受理後 約1ヶ月 |
交付決定日(前期:令和8年6月19日/後期:令和8年10月30日予定)より前に購入(代金の全額支払い)または着工すると補助対象外になります。業者と打ち合わせの段階で「交付決定が出るまで支払い・着工しない」ことを必ず共有しておきましょう。
申請方法は3通り
次の3つの方法から選べます。電子申請にも対応しています。
- 窓口持参:環境政策課窓口(越谷市役所第三庁舎4階)
- 郵送:環境政策課ゼロカーボン補助金窓口宛
- 電子申請:越谷市の電子申請システム(e-tumo)から申請
📍 申請窓口
越谷市 環境経済部 環境政策課(第三庁舎4階)
〒343-8501 埼玉県越谷市越ケ谷4-2-1
電話:048-963-9183
FAX:048-963-9175
必要書類のチェックリスト
書類は交付申請時と実績報告(工事と支払いのあとに出す報告)時の2回に分けて出します。
交付申請時に必要な書類
- 交付申請書(第1号様式)
- 設置場所を示す案内図(地図)
- 着工前の建物全体および設備等設置予定場所の現場写真
- 対象設備のメーカー・型式・出力等がわかるカタログの該当ページ(マーカー付き)
- 設置等に係る平面図(V2Hの場合)
- 設置等に係る契約書または見積書の写し
申請には内訳の分かる見積書(または契約書)の写しが必要です。購入(代金の全額支払い)と着工は交付決定後です。
住宅を共同名義で所有している場合は同意書、代理人申請の場合は委任状も必要です。前期で令和7年1月2日以降、後期で令和8年1月2日以降に越谷市内に転入された方は納税証明書(前住所地のもの)の提出も求められます。
実績報告時に必要な書類(V2Hの場合)
- 実績報告書(第5号様式)
- 建物全体の写真および設置後のV2Hの写真
- 領収書等の写しと内訳書(メーカー・型式・出力値が記載され、補助対象設備の内訳金額が分かるもの)
領収書は補助対象設備の内訳がわかる形式が必要で、一式表示だけでは認められません。機器代と工事費を分けて書いてもらうよう、業者に伝えておきましょう。
予算超過時は抽選になる
先着順ではなく、申請期間終了後に予算を超えた場合は抽選です。令和8年度の予算1,300万円は前期910万円・後期390万円で、V2Hは前期6件・後期2件程度の予定です。
前期は予算を超え、6月10日に抽選でした。後期の抽選日は10月21日、交付決定通知は10月30日発送予定です。後期の受付終了時点で予算内なら、その後も予算に達するまで受け付けます(市のパンフレット)。
抽選に外れても、国のCEV補助金は別枠なので申請できます(国の公募時期が合えば)。市の5万円がなくても困らない資金計画にしておきましょう。
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国のCEV補助金の申請は、原則として工事をする業者が代行します。市の補助金とあわせて申請の段取りまで相談できる業者に、早めに見積もりを頼んでおくと安心です。
国のCEV補助金との併用について
越谷市の補助は国のCEV補助金と併用できます。市は5万円の定額なので、主役は国のCEV補助金(合計上限130万円)です。
国+市の補助金は併用可能
国のCEV補助金(機器代の1/2・上限75万円+工事費の定額・上限55万円で、合計上限130万円)と市の5万円は別々に申請し、両方受けられます。
| 補助金の種類 | V2Hの上限額 |
|---|---|
| 国のCEV補助金(令和7年度補正) | 合計上限130万円(個人宅・機種で変動) |
| 越谷市の補助金 | 5万円 |
| 合計(上限どうしを足した理論上の最大値) | 約135万円 |
国の130万円に届くのは最上位クラスの機種だけです。主力機のニチコンVSG3(希望小売価格128万円・税抜)と標準工事の例では、国の補助は約94万円で、導入費用(税込約174万円)の半分以上になります。
越谷市は事前申請型なのでCEV補助金との相性が良い
国のCEV補助金も交付決定後の発注・着工が必須で、越谷市と順序が同じです。並行して申請するなら、両方の交付決定を待ってから契約・工事に進めば済みます。
ただし、国の補助には次の注意点があります。
- 受付期間が短く先着順:2026年度分は7月17日に始まり、予算に達したため8月27日で受付終了。次回は未定(2026年10月時点)
- 交付額は型式ごとの上限以内:機器代の1/2と型式別の上限額の低い方。値引きが大きいと補助額も下がります
越谷市の前期(5月21日〜6月5日)は、国の公募開始(2026年度は7月17日)より前に締め切られました。後期で交付決定を受けた場合、設置の期限は令和9年3月15日です。
今年度の市の補助で今V2Hを付けると、国の次回の補助(主力機の例で約94万円)は使えません。両方を狙うなら国の再開を待ち、そのときは市の補助も次年度の制度になります。
機器の選定と見積もりを先に済ませておけば、再開時にすぐ動けます。
→ V2H充放電設備の補助金(次世代自動車振興センター公式)
→ 国のCEV補助金の詳細は「国のCEV補助金の中身と申請の流れ」で詳しく紹介しています。
埼玉県の補助金との関係
V2Hは埼玉県の補助の対象外で、越谷市でV2Hに使えるのは国と市の2つです。太陽光・蓄電池に使える県の補助の条件と受付状況は、埼玉県の蓄電池補助金の一覧にまとめています。
→ 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金(埼玉県公式)
補助金を活用したV2H導入費用のイメージ
機器代と工事費の相場は「V2Hの設置費用の相場」にまとめています。
V2Hの導入費用は機器代と工事費で130〜200万円と幅があります。
費用と補助金の差し引きシミュレーション
主力機のニチコン(VSG3-666CN7AS)と標準工事で、国と市の補助がどちらも出た場合の試算です。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| V2H機器本体(ニチコン VSG3-666CN7AS) | 128万円(税抜・希望小売価格) |
| 標準的な設置工事費 | 約30万円(税抜) |
| 導入費用合計 | 約158万円(税抜)/約174万円(税込) |
| 国のCEV補助金(機器▲64万円+工事▲30万円) | ▲約94万円 |
| 越谷市の補助金 | ▲5万円 |
| 最終的な自己負担 | 約75万円 |
| 国の補助が出ない場合の自己負担(市の補助のみ) | 約169万円 |
国と市の補助で導入費用の6割近くをカバーできる計算です。実際の金額は機器の型式や工事内容で変わり、市は抽選、国は先着順のため、両方受けられる保証はありません。市の補助だけで今付けると、国の次回の補助は使えなくなります。
業者によって総額に差が出ることも
同じ機器でも、仕入れや工事費の積み方、申請代行の有無で業者ごとに総額が変わります。
業者選びは補助金と同じくらい大切です。複数社の見積もりを比べましょう。
田中健太
鈴木さおり申請前に知っておきたい注意点
申請前に確かめておきたい点です。
交付決定前の購入・着工は絶対NG
交付決定日より前に購入(代金の全額支払い)または着工すると、市の5万円は受けられません。
業者には最初の打ち合わせで「越谷市の補助金を使うので、交付決定が出るまで支払いと着工はしない」と伝えましょう。見積書の取得は申請前でかまいません。
情報は必ず公式サイトで最終確認を
このページは2026年10月時点の公式情報にもとづいています。年度途中の予算消化や変更もあるため、導入前に市の公式サイトで確認してください。
EV・PHEVも買うなら|車両の補助金(国+越谷市)
EV・PHEVの車両にも補助があり、国の補助は車両とV2Hで別々に申請します。
| 補助 | 金額 | 申請・受付状況 |
|---|---|---|
| 国のCEV補助金(車両) | 上限:EV 130万円・軽EV 58万円・PHEV 85万円。実際の額は車種ごとに決まる(例:日産サクラ 58万円、三菱アウトランダーPHEV 84万円) | 受付中(登録後に申請)。受付終了の見込みは令和8年12月上旬〜下旬 |
| 越谷市 | EV・PHEV 5万円(FCVは対象外) | 購入前の事前申請。後期は10月5日〜16日で、予算を超えたら抽選(10月21日)。後期受付中 |
| 埼玉県 | 令和8年度は実施なし | ― |
越谷市はV2Hと同じ制度で一緒に申請できます。交付決定前に購入・納車すると対象外で、外部給電できる車両に限られます。国の制度は自治体の補助との併用を認めています(市側の条件は市の制度で確認)。最新の状況は次世代自動車振興センターと越谷市の公式ページで確認してください。
まとめ:越谷市民は事前申請の順序厳守+相見積もりがカギ
越谷市のV2H補助金のポイントを整理します。
- 補助上限額:V2Hは1件につき5万円。太陽光・蓄電池・EVなど他機器との同時申請も可能(ZEHは太陽光と併用不可)
- 最重要要件:交付決定後に購入・着工が絶対条件(事前申請型)
- 対象者:個人および居住予定者、マンション管理組合。リース・中古品は対象外
- 申請方法:窓口持参・郵送・電子申請の3通りに対応
- 申請のタイミング:年2回(前期:5月21日〜6月5日/後期:10月5日〜10月16日)
- 国のCEV補助金との併用:可能。国は合計上限130万円で、市の5万円と合わせれば100万円を超える支援も見込める(国は2026年度分の受付を終了・次回は未定)。順序が同じ事前申請型なので相性も良い
- 埼玉県の補助金:対象は太陽光・太陽熱・蓄電池・エネファームの4種でV2Hは対象外。V2Hは国+市の2本立てで考える
- 注意点:先着順ではなく予算超過時は抽選制。市の5万円も必ず交付されるとは限らない
業者選びは補助金と同じくらい大切です。複数社の見積もりの取り方は次の記事で紹介しています。
