このページの情報について
このページは令和8年度(2026年度)の国・埼玉県・県内40市の制度をもとに作成しています(2026年10月7〜8日に各公式サイトで確認)。
国の車両の補助は受付中ですが、予算の残りから12月上旬〜下旬に受付が終わる見込みと公表されています。市の補助も予算に達した時点で終わります。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
→ CEV補助金(次世代自動車振興センター公式)
埼玉県でEV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)を買うときに使える補助金は、国の補助と市の補助の2つです。埼玉県の車両の補助は、令和8年度は実施されていません。
国の補助は車種ごとに額が決まり、普通のEVなら100万円を超える車種もあります。市の補助は主要15市のうち8市で、3〜15万円ほどが上乗せされます。
結論:EVの補助は「国+市」。県は令和8年度の実施なし
- 国:CEV補助金(車両)。上限はEV 130万円・軽EV 58万円・PHEV 85万円。受付中で、12月上旬〜下旬に終わる見込み
- 埼玉県:「電気自動車等導入費補助金」は令和8年度の実施予定なし
- 市:主要15市では8市が実施(三郷市は受付終了)。金額は3〜15万円ほどで、PHEVを対象外にしている市も多い
県の制度は県の公式ページ(埼玉県電気自動車等導入費補助金)で、令和8年度は実施予定がないことが示されています。
国のCEV補助金(車両):車種ごとに額が決まる
国の補助は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」で、次世代自動車振興センター(NeV)が受け付けています。V2H機器の補助と名前は同じですが、車両の補助は別の申請です。
| 区分 | 上限(令和8年4月1日以降に登録) |
|---|---|
| 普通・小型のEV | 130万円 |
| 軽EV | 58万円 |
| PHEV | 85万円 |
| FCV(燃料電池車) | 150万円 |
実際の額は車種(銘柄)ごとに決まっています。たとえば日産リーフは129万円(令和9年1月1日以降の登録は100万円)、日産サクラは58万円です。三菱アウトランダーPHEVは84万円、トヨタbZ4Xは130万円です。テスラは、モデル3・モデルYが127万円、モデルS・モデルXが101.6万円です(令和9年1月1日以降の登録も同じ額。NeVの銘柄ごとの補助金額一覧、2026年10月13日現在)。
申請は登録の後。12月には受付が終わる見込み
- 対象は自家用の新車で、1台1回。車の登録の後に申請する
- 登録日までに支払いが終わっている場合は、登録から1か月以内に申請する
- 自家用乗用車は4年間の保有義務があり、途中で手放すと返還を求められることがある
- 同じ車について国の他の補助とは併用できない(V2H機器の補助は別事業で、要件を満たせば両方申請できる)。自治体の補助とは併用できる
受付は令和8年3月31日に始まり、予算の残りから12月上旬〜下旬に終了する見込みと公表されています(2026年9月4日のNeV・経済産業省の発表。10月9日の更新でも同じ見込み)。年内に登録できるかが分かれ目です。予算に達して受付が終わった場合に、次の予算で申請できるかは決まっていません(NeVのよくある質問)。
市町村別のEV補助金一覧(令和8年度・県内40市)
市の補助は、金額・対象の車種・申請のタイミングが市ごとに違います。市名のリンクから、各市のV2H補助金のページに移動できます。
主要15市
| 市 | 車両の補助(令和8年度) | 申請のタイミング | 受付状況 |
|---|---|---|---|
| 蕨市 | EV 15万円(PHEV・FCVは対象外) | 購入・登録の前(先着順) | 受付中(令和9年2月4日まで) |
| さいたま市 | EV 上限5万円(軽・小型は上限3万円)、FCV 上限50万円、PHEVは対象外 | 登録の後(届いた順。同じ日に予算を超えたら抽選) | 受付中(令和9年3月19日まで) |
| 三郷市 | EV・PHEV 10万円 | 購入の前(先着順) | 8月18日に受付終了 |
| 川口市 | 本体価格の1/2:EV 上限5万円、FCV 上限30万円、PHEVは対象外 | 登録の後(先着順) | 受付中(令和9年3月15日まで) |
| 所沢市 | EV 5万円、FCV 5万円、PHEVは対象外 | 登録の後(先着順・年4期) | 第3期は11月2日〜30日 |
| 越谷市 | EV・PHEV 5万円(FCVは対象外) | 購入の前(予算を超えたら抽選) | 後期を受付中(10月16日まで) |
| 上尾市 | EV 5万円、FCV 5万円(PHEVは対象外) | 登録の後(先着順) | 受付中(令和9年3月31日まで) |
| 久喜市 | EV・PHEV 5万円(FCVは対象外) | 引渡しの後でも可(申込みが多いと抽選) | 受付中(12月25日必着) |
| 川越市 | なし | — | — |
| 熊谷市 | なし | — | — |
| 春日部市 | なし | — | — |
| 草加市 | なし(令和8年度に対象から削除) | — | — |
| 朝霞市 | なし | — | — |
| 新座市 | なし | — | — |
| 志木市 | なし | — | — |
※ 受付状況は2026年10月7日に各市の公式サイトで確認したものです。予算の残りは日々変わります。
残りの25市で車両の補助がある市
| 市 | 車両の補助(令和8年度) | 申請のタイミング | 受付状況 |
|---|---|---|---|
| 深谷市 | V2Hを設置した場合に限り、EV・PHEV・FCV 20万円 | 登録の後(先着順) | 受付中(9月15日時点の残り1,986万円・設備全体) |
| 富士見市 | EV 15万円、PHEV 5万円、FCV 50万円 | 引渡しの後(先着順) | 受付中(令和9年2月15日まで) |
| 狭山市 | EV 10万円、FCV 10万円(PHEVは対象外) | 納車の後 | 受付中(10月1日時点の残り580万円・制度全体) |
| ふじみ野市 | EV 10万円、PHEV 5万円(FCVは対象外) | 見積もり後なら契約・納車の前後どちらでも(予算を超えた日は抽選) | 受付中(10月6日時点の残り10万円) |
| 北本市 | EV 5万円、FCV 5万円(PHEVは対象外) | 購入の後(先着順) | 受付中(9月末時点の残り140万円) |
| 本庄市 | EV 経費の1/10・上限10万円(PHEVは対象外)。V2Hを設置済みか同時申請が条件 | 購入の前(予算に達したら終了) | 令和8年4月1日から予算に達するまで(予算残は非公表) |
| 白岡市 | EV・PHEV 5万円 | 購入の前(先着順) | 9月4日時点で受付終了 |
※ 次の18市は、市の公式サイトで令和8年度の車両の補助を確認できませんでした(2026年10月8日時点)。行田市・秩父市・飯能市・加須市・東松山市・羽生市・鴻巣市・入間市・桶川市・八潮市・坂戸市・幸手市・鶴ヶ島市・日高市・吉川市・戸田市・和光市・蓮田市です。町村は今回調べていないため、お住まいの町村役場に確認してください。
申請のタイミングに注意:買う前に申請する市がある
国の補助は登録の後に申請しますが、市には購入や登録の前に申請が必要な市があります。順番を間違えると、市の補助は受けられません。
- 購入・登録の前に申請(事前申請):蕨市・越谷市・本庄市・白岡市・三郷市(白岡市・三郷市は令和8年度分を終了)
- 登録・納車の後に申請(事後申請):さいたま市・川口市・所沢市・上尾市・久喜市など多くの市
- 申込みが多いと抽選:越谷市・久喜市(さいたま市は同じ日に予算を超えたときだけ抽選)
田中健太
鈴木さおりEVと一緒にV2Hも入れるなら
V2Hは、EVにためた電気を家で使うための機器です。停電時に家の電気をまかなえるほか、太陽光の電気をためて夜に使えます。
市によっては、車両とV2Hが同じ制度の中にあり、両方をまとめて申請できます。さいたま市・所沢市・越谷市・上尾市・久喜市・蕨市は、同じ制度でV2Hの補助も受けられます。深谷市と本庄市は、V2Hを設置した場合に限って車両を補助しています(深谷市はEV・PHEV・FCVに20万円、本庄市はEVに経費の1/10・上限10万円)。
一方、国のV2H機器の補助(CEV補助金のV2H充放電設備)は2026年度分の受付を8月27日に終えていて、次回は未定です(2026年10月時点)。金額と申請の流れはV2H機器の国の補助金(合計上限130万円)の中身にまとめています。市のV2Hの補助と受付状況は、埼玉県のV2H補助金まとめで市ごとに確認できます。
V2Hに使えるかは車種によって違います。対応車種と容量はV2H対応車種一覧にまとめています。
広告
EVと一緒にV2Hも入れるなら、車の納車時期と工事の時期をそろえておくと、市の補助をまとめて申請しやすくなります。V2Hの補助金申請の段取りまで相談できる業者に、早めに見積もりを頼んでおくと安心です。
国+市でいくら戻る?車種と市の組み合わせ例
国の補助(銘柄ごとの額)に市の補助を満額足すと、次のとおりです。
| 車種(国の補助) | 市の例 | 国+市の合計 |
|---|---|---|
| 日産サクラ(58万円) | さいたま市(軽EV 上限3万円) | 最大61万円 |
| 日産サクラ(58万円) | 蕨市(EV 15万円) | 73万円 |
| 日産リーフ(129万円) | 所沢市(EV 5万円) | 134万円 |
| テスラ モデルY(127万円) | さいたま市(EV 上限5万円) | 最大132万円 |
| 三菱アウトランダーPHEV(84万円) | 久喜市(EV・PHEV 5万円) | 89万円 |
| 三菱アウトランダーPHEV(84万円) | さいたま市(PHEVは対象外) | 84万円(国のみ) |
※ 国の額は2026年10月13日現在の銘柄ごとの一覧によります(令和8年4月1日〜12月31日の登録)。リーフは令和9年1月1日以降の登録だと100万円になります。PHEVを選ぶ場合は、住んでいる市がPHEVを対象にしているかを先に確認してください。
まとめ
- 埼玉県でEVを買うときの補助は「国+市」。県の車両の補助は令和8年度は実施なし
- 国の補助は車種ごとに額が決まり、受付は12月上旬〜下旬に終わる見込み。年内の登録が目安
- 市の補助は主要15市のうち8市、残り25市のうち7市で実施。金額は3〜20万円ほどで、PHEVを対象外にする市が多い
- 蕨市・越谷市・本庄市などは買う前の申請が必要。順番を間違えると市の補助は受けられない
- V2Hも入れるなら、同じ制度でまとめて申請できる市がある。深谷市・本庄市はV2Hの設置が車両の補助の条件
国の補助は年内に予算が尽きる見込みです。購入を決めたら、まず住んでいる市の申請のタイミングを確認しましょう。
V2Hもあわせて入れる場合の市ごとの補助金は、埼玉県のV2H補助金まとめで比べられます。
